6月7-8日(土-日)から3回シリーズで、スキニシー学校主催による「Teacher in camp 2025」が開催されます。
いざというとき、子どもを守れる大人でいたい。けれど、防災の知識や準備に不安を感じる人も多いのではないでしょうか。「Teacher in camp 2025」は、防災をテーマにした体験型学習キャンプです。ミカン箱サイズの段ボールがあれば、子どもと一緒に「防災って何?」をゼロから楽しく考えられます。
教育や子育てに関わる人はもちろん、防災に関心があるすべての方に開かれたこのイベントで、“いま、生きる力”を育んでみませんか?
1回のみの参加、1日のみの参加もO.K.です。
以下、開催案内から転載します。

Teachers in camp 2025
〜ゼロから考え、学び、生み出す〜
未来がテーマの大阪万博では、来場者はスマホを持つことが前提のシステムだそうです。始まって起こったことは、システムの不備の連続、バッテリーが切れると予約さえできない、雨宿りの場所すら無い。自由であるはずの見学で、不自由な現実を目の当たりにしました。
初めての試みはヒトの思い通りにはいきません。当たり前です。ヒトが置いてきぼりのシステム。そんな中で、想定外の自然災害が起き、当たり前の生活が無くなったら、私たちはどう生きていくのでしょうか。皮肉にも今回、未来のあり方を見たように思います。
今年のテーマは、防災を通して「ゼロから考え、学び、生み出す」です。1年間の TIC のまとめとして「子どものための防災デザインブック(仮)」を皆さんとつくります。
🏕️ Teacher in campとは?
- 教員や教育関係者のための合宿型ワークショップ
- 学校の先生だけでなく、NPO、フリースクール関係者、保育士、学生、地域の大人たちなど、多様な立場の「教える人」「育てる人」が集まります。
- 自然の中で“ゼロから”学ぶ体験
- 教室では得られない、体験を通した深い気づきや学びを重視。
- 今回(2025年)は「防災」をテーマに、段ボールでの防災グッズ作り、講話、映画上映、野営などのプログラムが用意されています。
- 正解を教える場ではなく、“問い直す”場
- 子どもにどう教えるかではなく、自分自身が「生きるとは?」「備えるとは?」を考えることを通じて、教育の根っこを見つめ直します。
過去3年間の活動はこちら
日時・会場
第1回:2025年6月7日(土)〜 6月8日(日)
@あさがらの子どもと自然舎(栗東市荒張)
第2回:2025年9月13日(土)〜 9月14日(日)
@ヴォーリズの森(近江八幡市北之庄)
第3回:2025年11月8日(土)〜 11月9日(日)
@あさがらの子どもと自然舎(栗東市荒張)
※1回のみの参加、初日のみの参加も可能です
※詳細な場所は申し込みいただいた方にお知らせします
第1回の詳細 6月7日(土)〜 6月8日(日)
日時・会場
2025年6月7日(土)〜 6月8日(日)
あさがらの子どもと自然舎 (栗東市荒張)
※詳しい場所はご参加申し込み後にお伝えします
参加費
- 【1日参加】3,500円(WS・講座含む)
- 【1泊2日】5,000円(宿泊費・朝食込み)
プログラム
6月7日(土) ※少雨開催、荒天時中止
- 9:00〜 受付
- 10:00〜 段ボールWS:ヘルメットとトイレ作り
- 12:00〜 昼ご飯(各自お弁当持参、簡単なスープ提供あり)
- 14:00〜 講話「今、話題のボウサイって何?」
- 講師:永井真耶さん(防災士・スタ―ライト工業株式会社所属)
- 16:00〜 上映会「スキニシー学校の子どもたちから見る“生きる”」
- 17:00頃 終了予定 ※テント泊は希望者のみ
6月8日(日)
- 朝食作り
- 12:00頃 解散
持ち物
- 段ボール(ミカン箱程度)×2
- お弁当・飲み物
- ポスカ(ある方)、はさみ
- 雨具(小雨で実施の場合あり)
- 手袋、食器、筆記用具
【宿泊者のみ】
- 着替え、懐中電灯、テント(ない方は相談可)、寝具(寝袋や毛布など)
主催・協力
- 主催:スキニシー学校
- 共催:ヴォーリズの森環境サポーターズ
- 協力:スタ―ライト工業株式会社 栗東事業所
補足
- 子どもの参加も歓迎です。ただし夜間以降は大人中心の語り場となります。
- 怪我や事故時はフリースクール保険で対応します。
こんな人におすすめです
教育の現場にいるけれど、モヤモヤを抱えている人
- 子どもたちの学びにもっと寄り添いたいけれど、日々の業務に追われて余裕がない
- 学校の「当たり前」を問い直したい
- 詰め込みや管理型の教育ではない、新しい可能性を模索している
学校外の教育に関わる人(NPO・フリースクール・保育・地域の大人など)
- 立場を超えて、現場の声を聞いたり、対話したりしたい
- 学校教育に関心があるけれど、自分がどう関わればいいか迷っている
「防災」や「いのちの教育」に関心がある人
- 子どもと一緒に「備える力」や「生きる力」をどう育むかを考えたい
- 避難訓練や防災教育が「型どおり」でいいのか?と疑問を感じている人
教育の「現場感覚」を持った仲間に出会いたい人
- 日々の現場で孤独を感じている
- 悩みや問いを率直に語り合えるつながりがほしい
- 理想や熱を分かち合える「本気の語り場」を探している
お問い合わせ・申込み
teacher.in.camp.since2022★gmail.com(★記号を@記号に置き換えて下さい)
スキニシー学校について
スキニシー学校
滋賀県栗東市にあるフリースクール。対象年齢は、0歳から200歳。「好きにしぃ」という言葉が、フリースクール「スキニシー学校」の名前の由来になった。豊かな自然に囲まれた場所にあり、自然の中で遊び学び、四季折々の自然の食をオクドサンやたき火で調理をしたり、ヤギの世話をしたり、木登りしたり、鬼ごっこをしたり、畑をしたり、虫を捕まえたりと、自分でやりたいことを自然の中で過ごす場所。
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