【イベント案内】Teacher in camp 2025〜ゼロから考え、学び、生み出す〜 6/7-8 9/13-14 11/8-9 (いずれも土日) 

6月7-8日(土-日)から3回シリーズで、スキニシー学校主催による「Teacher in camp 2025」が開催されます。

いざというとき、子どもを守れる大人でいたい。けれど、防災の知識や準備に不安を感じる人も多いのではないでしょうか。「Teacher in camp 2025」は、防災をテーマにした体験型学習キャンプです。ミカン箱サイズの段ボールがあれば、子どもと一緒に「防災って何?」をゼロから楽しく考えられます。

教育や子育てに関わる人はもちろん、防災に関心があるすべての方に開かれたこのイベントで、“いま、生きる力”を育んでみませんか?

1回のみの参加、1日のみの参加もO.K.です。

以下、開催案内から転載します。

Teachers in camp 2025
〜ゼロから考え、学び、生み出す〜

 未来がテーマの大阪万博では、来場者はスマホを持つことが前提のシステムだそうです。始まって起こったことは、システムの不備の連続、バッテリーが切れると予約さえできない、雨宿りの場所すら無い。自由であるはずの見学で、不自由な現実を目の当たりにしました。

 初めての試みはヒトの思い通りにはいきません。当たり前です。ヒトが置いてきぼりのシステム。そんな中で、想定外の自然災害が起き、当たり前の生活が無くなったら、私たちはどう生きていくのでしょうか。皮肉にも今回、未来のあり方を見たように思います。

 今年のテーマは、防災を通して「ゼロから考え、学び、生み出す」です。1年間の TIC のまとめとして「子どものための防災デザインブック(仮)」を皆さんとつくります。

🏕️ Teacher in campとは?

  1. 教員や教育関係者のための合宿型ワークショップ
    • 学校の先生だけでなく、NPO、フリースクール関係者、保育士、学生、地域の大人たちなど、多様な立場の「教える人」「育てる人」が集まります。
  2. 自然の中で“ゼロから”学ぶ体験
    • 教室では得られない、体験を通した深い気づきや学びを重視。
    • 今回(2025年)は「防災」をテーマに、段ボールでの防災グッズ作り、講話、映画上映、野営などのプログラムが用意されています。
  3. 正解を教える場ではなく、“問い直す”場
    • 子どもにどう教えるかではなく、自分自身が「生きるとは?」「備えるとは?」を考えることを通じて、教育の根っこを見つめ直します。

過去3年間の活動はこちら

日時・会場

第1回:2025年6月7日(土)〜 6月8日(日)
@あさがらの子どもと自然舎(栗東市荒張)

第2回:2025年9月13日(土)〜 9月14日(日)
@ヴォーリズの森(近江八幡市北之庄)

第3回:2025年11月8日(土)〜 11月9日(日)
@あさがらの子どもと自然舎(栗東市荒張)

※1回のみの参加、初日のみの参加も可能です
※詳細な場所は申し込みいただいた方にお知らせします

目次

第1回の詳細 6月7日(土)〜 6月8日(日

日時・会場

2025年6月7日(土)〜 6月8日(日)
あさがらの子どもと自然舎 (栗東市荒張)
※詳しい場所はご参加申し込み後にお伝えします

参加費

  • 【1日参加】3,500円(WS・講座含む)
  • 【1泊2日】5,000円(宿泊費・朝食込み)

プログラム

6月7日(土) ※少雨開催、荒天時中止

  • 9:00〜 受付
  • 10:00〜 段ボールWS:ヘルメットとトイレ作り
  • 12:00〜 昼ご飯(各自お弁当持参、簡単なスープ提供あり)
  • 14:00〜 講話「今、話題のボウサイって何?」 
    • 講師:永井真耶さん(防災士・スタ―ライト工業株式会社所属)
  • 16:00〜 上映会「スキニシー学校の子どもたちから見る“生きる”」
  • 17:00頃 終了予定 ※テント泊は希望者のみ

6月8日(日)

  • 朝食作り
  • 12:00頃 解散

持ち物

  • 段ボール(ミカン箱程度)×2
  • お弁当・飲み物
  • ポスカ(ある方)、はさみ
  • 雨具(小雨で実施の場合あり)
  • 手袋、食器、筆記用具

【宿泊者のみ】

  • 着替え、懐中電灯、テント(ない方は相談可)、寝具(寝袋や毛布など)

主催・協力

  • 主催:スキニシー学校
  • 共催:ヴォーリズの森環境サポーターズ
  • 協力:スタ―ライト工業株式会社 栗東事業所

補足

  • 子どもの参加も歓迎です。ただし夜間以降は大人中心の語り場となります。
  • 怪我や事故時はフリースクール保険で対応します。

こんな人におすすめです

教育の現場にいるけれど、モヤモヤを抱えている人

  • 子どもたちの学びにもっと寄り添いたいけれど、日々の業務に追われて余裕がない
  • 学校の「当たり前」を問い直したい
  • 詰め込みや管理型の教育ではない、新しい可能性を模索している

学校外の教育に関わる人(NPO・フリースクール・保育・地域の大人など)

  • 立場を超えて、現場の声を聞いたり、対話したりしたい
  • 学校教育に関心があるけれど、自分がどう関わればいいか迷っている

「防災」や「いのちの教育」に関心がある人

  • 子どもと一緒に「備える力」や「生きる力」をどう育むかを考えたい
  • 避難訓練や防災教育が「型どおり」でいいのか?と疑問を感じている人

教育の「現場感覚」を持った仲間に出会いたい人

  • 日々の現場で孤独を感じている
  • 悩みや問いを率直に語り合えるつながりがほしい
  • 理想や熱を分かち合える「本気の語り場」を探している

お問い合わせ・申込み

teacher.in.camp.since2022★gmail.com(★記号を@記号に置き換えて下さい)

スキニシー学校について

スキニシー学校
滋賀県栗東市にあるフリースクール。対象年齢は、0歳から200歳。「好きにしぃ」という言葉が、フリースクール「スキニシー学校」の名前の由来になった。豊かな自然に囲まれた場所にあり、自然の中で遊び学び、四季折々の自然の食をオクドサンやたき火で調理をしたり、ヤギの世話をしたり、木登りしたり、鬼ごっこをしたり、畑をしたり、虫を捕まえたりと、自分でやりたいことを自然の中で過ごす場所。

参考: ⁠【湖南圏域エリア版_守山市・草津市・栗東市・野洲市】育ちと学びのサポートブック.pdf⁠

「スキニシー学校」についてさらに知りたい方はこちらのラジオもおすすめです!

この記事を書いた人

特定非営利活動法人 碧いびわ湖 代表理事
Flying編集長
1976年、滋賀県長浜市余呉町生まれ。現在は日野町在住。子どもの頃から、生き物たちの多様な生き方や暮らし方に関心を持つ。中学・高校時代は仲間と共に毎週、余呉湖を周回して水鳥を調査した。滋賀県立大学を卒業後、霞ヶ浦のNPOでの活動、余呉での大工見習いなどを経て、2009年から現職。2022年からは休眠預金活用事業を活用し、県内の団体の応援を通じて、学校に行きづらい子どもと保護者の居場所づくり、育ちの場づくりをすすめている。

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