みっけ!水俣∞びわ湖~映画「水俣曼荼羅」滋賀連続上映会と特別イベント~

全プログラムを終了しました。ありがとうございました!

2024.6.1から始まった、「みっけ!水俣∞びわ湖~映画「水俣曼荼羅」滋賀連続上映会と特別イベント~」も本日で全プログラムを終了いたしました。

映画『 水俣曼荼羅 』(原一男 監督)の7カ所での連続上映会、
監督や水俣からの特別ゲスト・伊東紀美代さんのトーク、
辻田新也さん、森田具海さん、写真家2人による、写真展「琵琶湖と水俣湾 祈りの光景」、
水俣病と琵琶湖のパネル展、
水俣産グルメキャンペーン、
SNSキャンペーン、
滋賀県一円で上記のイベントを
開催することが出来ました。

本当にたくさんの方々が関わっていただき、
本日を迎えられました。
ただただ、ただただ、感謝しています。

関わっていただいたこと、
ご尽力いただいたこと、
気にかけてくださったこと、
各会場へ足を運んでくださったこと。

お一人お一人の思いやお考えや力を
お寄せいただきました。
本当にありがとうございました。

水俣に、水俣病に、水俣病事件に
心を寄せている方々がたくさんいらっしゃることを知りました。
水俣病と認定された方々、
認定申請しても却下されている方々、
裁判を続けておられる方々、
今も、様々な思いや困難を抱えて生活されていることのほんの、ほんの一端を知りました。

国、県、市、司法、原因企業、組織という存在。
周辺や世の中の考え方。
命が、生きることが脅かされていること、
奪われていること。

だれに?何から?

よくよく、見つめていくこと。
なにかしら、ふれていくこと。
そこから、何かをみつけること。
半歩ずつでも、うごきだすこと。

今回の企画が、関わっていただいた方にとって、
良い面もあれば、そうでない面もあったかと思います。
また運営や各会場で至らない部分やご迷惑をおかけしたことは多々あったかと思います。

それらも含め、またご意見など頂戴できれば、有り難く思います。

この企画は一旦、終わります。
しかし、この企画で生まれた出会いや再会は
あらたな始まりなのではないかと感じています。

この国で、この地域で生きること。
生きるということは、なんらかの形で、
世の中や地球、世界と繋がっていることから離れられません。
痛み、悲しみ、理不尽さ、蔑ろにされること。
何をどうしたらよいのか分かりません。
「これはどういうことなのか?」
「おかしいのではないか?」
「なぜなのか?」
「こんなことをしてみたい」
「やっぱりこれが好き」
「これは嫌いだ」

一人一人が感じることを大事にすること、
声か何かにしてみること、
誰かに伝えてみること、

そこから何かが始まるのかもしれません。
と同時に、
誰かの、または小さな生きものたちからの、
声にならない声に気づけるようになることで
広がる世界があるのかもしれません。

次へ 投稿

© 2024 みっけ!水俣∞びわ湖~映画「水俣曼荼羅」滋賀連続上映会と特別イベント~

テーマの著者 Anders Norén