さる7月29日(土)に、大津・ピアザ淡海、および、湖岸なぎさ公園にて、「琵琶湖のせっけん運動40周年記念集会」と、「ぐるぐるびわ湖フェス」を開催しました。
記念集会には、せっけん運動がはじまった40年前、1977年当時、滋賀県知事をされていた武村正義さんにもお越しいただき、会の冒頭にスピーチをいただきました。
また、この40年間、せっけん運動を、地域や職場で地道につづけてきてくださった諸先輩方に対して、深く敬意と感謝を込めて、感謝状の贈呈もさせてもらいました。
集会の後半は、三日月大造滋賀県知事にもご一緒いただき、パネルディスカッションを行いました。
なお、集会には、おかげさまで、150名近いみなさんにお集まりいただくことができました。
他方、集会の会場のピアザ淡海の前の湖岸なぎさ公園では、「ぐるぐるびわ湖フェス」と題して、せっけん運動をアピールするイベントを行いました。
ぐるぐるびわ湖フェスの会場では、集会でのパネルディスカッションにご参加いただいた琵琶湖の漁師の中村清作さんが提供してくださった「ニゴイ」のフライを提供するBiwako Fish & Chips!<琵琶湖フィッシュアンドチップス>が出店しました。
Biwako Fish & Chips!<琵琶湖フィッシュアンドチップス>(木下実験室&碧いびわ湖)
また、会場内には、せっけん生活をアピールするブースももうけられ、マルダイ粉せっけんびわ湖、愛しゃぼん(粉せっけん)、液体せっけんゆう、エコクリーンなど、県内で買えるせっけんが並びました。
その他に、現在、開発中の新たなせっけんブランドBIWACCAのサンプルも展示され、来場者に紹介されていました。
写真左から、BIWACCAのキャンペーングッズとサンプル、Biwako Fish & Chips!のブース
会場には、親子連れを含めて、たくさんの方々にご来場いただきました。湖岸を散歩されたり、サイクリングされている方にも、「ニゴイを食べれますよ」と声をかけると、興味をもって足をとめてくださる方がたくさんありました。
その他、ハンドドリップのコーヒー店や、焼き菓子、子ども出店もあり、にぎやかな会場となりました。
三日月知事にも、せっかくの機会なので、Biwako Fish & Chips!<琵琶湖フィッシュアンドチップス>を食べていただきました。
写真左は、髙木あゆみさん。
ニゴイは、肉厚で、やわらかく、くさみもなくて、とっても美味しかったですよ。今回、お出ししたニゴイは、漁師の中村清作さんが旬の時期に獲れたものを下処理して瞬間冷凍で保存いただいていたものですが、中村さんによると、同じニゴイでも、獲る季節や場所などによって、味は変わってくるとのことで、そうした品質管理にも気を使われていることがよくわかりました。
また、会場内には、マザーレイクフォーラム(MLF)のパネル展示も行われました。
ブースにきてくださっていた琵琶湖環境科学研究センターの佐藤祐一さんが、湖岸でみつけられたものを即席で展示してくださいました。
会場にいた子どもたちは、とっても興味津々に見いっていましたね。佐藤さん、ありがとうございました。
今回の40周年記念集会とぐるぐるびわ湖フェスは、今年が、琵琶湖の淡水赤潮が大発生し、せっけん運動がはじまった1977年からちょうど40年になることから、「びわ湖発。未来のセンタク2017キャンペーン」として、6つの団体により、広く県民に向けて、「せっけんを入り口に、循環型の社会をつくろう」と呼びかけているものの一環で開催いたしました。
たくさんの方々とともに、心のこもった時間をともにすることができました。これからも、こうした出会いと対話の場を積み重ねていきたいと思いますので、どうぞご一緒ください。
ご来場いただいたみなさま、また、関係各位に心から御礼申し上げます。