Class01 “経済学のめがねで現代をみる”

【満員御礼!】おかげさまで定員に達しましたので、受付を締め切らせていただきました。講義の様子は、下記ページに順次レポートを掲載いたします。
Class01 講義レポート

Class01 “経済学のめがねで現代をみる”

受講料:18,000円(全6回)

2017年4月~9月(第2木曜日 18:30 OPEN 19:00 START )
@滋賀大学経済学部(彦根)生協カフェ「ラグーナ」
18時30分から軽食(コーヒーとサンドイッチ程度)をご用意しています

初回講義:4月13日(木)19時00分~(18時30分開場)
申込締切:4月11日(火) ※定員(15名)に達し次第締切

講師:中野桂(滋賀大学経済学部・教授)

日ごろ、いろんな経済のニュースを新聞とかで見たりするけど、なかなか経済のことって、わかりにくいと思うんです。基礎から経済学のツールを使って、いろんな社会のことを見てみると、どういう風に見えてくるのか、「てらすくらす」ではやっていきたいと思っています。

講義日程

  • 4月13日(木) そもそも経済学ってなに?
  • 5月11日(木) 競争と独占、どっちがまし?
  • 6月 8日(木) 自由貿易ってどうよ?
  • 7月13日(木) 研究開発の経済学
  • 8月10日(木) 今さら聞けないマクロ経済学
  • 9月14日(木) まとめ(総合討論)

講師紹介

東京の渋谷に生まれ、京都とカナダ・バンクーバーで学び、滋賀に至る。大学時代に現代史学、その後大学院で行政学、経済学を学ぶ。専門は産業組織論と環境政策論。医療経済学なども少し研究。琵琶湖の湖畔のストローベイル・ハウス(藁の家)に暮らす。経済学博士(ブリティッシュ・コロンビア大学)。

講義の流れ

18:30-19:00 (自由参加)軽食・談話
19:00-20:30 講義(随時質問可)
20:30:21:00 ディスカッション

学びの発案者より


松本茂夫(農事組合法人 大戸洞舎代表)

「てらすくらす」学びの場への期待
以前、「碧いびわ湖」のイベントで、中野桂さんが担当される「経済カフェ」というコーナーに参加させていただいことがありました。難しい経済のことを、できるだけ平易に説明するという催しで、どうかすると味も香もないような経済学の話を、露天でしかも対面で対話しながら分りやすく説明してくださったことが忘れられません。
僕たちの暮らしは、主に経済で成り立っています。というよりも、暮らしを経済の言葉で現し、組み立てることが多くなった、或いはそういう必要性が大きくなってきたといえるのかもしれません。そのことは僕たちの暮らしが、大きな仕組みの中に組み込まれてしまっていて、単独で暮らしを考えることができなくなっているという実感から想像できます。寝ていても、遊んでいても、仕事をしていてもあらゆることが経済的用語で表現され、アメリカがくしゃみをすると日本でおならが出る、というほど世界じゅうの身体が繋がっているらしいのです。
僕は農業を生業にしていますが、やれTPPだ、やれ成長戦略だ、イノベーションだとまくし立てられて、どういう構想で農業をしていけばいいのか分らなくなることがあります。そういう混迷に対応するためには、それらが一体何を言っているのか?今という情況をどう理解すればいいのか?というようなことを解きほぐしていくしかないだろうと思っています。その方法のひとつとして、こんな学びの場所があればいいなーと思っていました。

受講のお申込み

受付は終了しています。

講義の様子は下記ページから御覧ください。

Class01 講義レポート